成瀬尾根生きもの

成瀬尾根の自然に親しんできたきっかけは偶然からでした。

興味をもてたヤマトタマムシ、二ホンミツバチ、二ホンアマガエルとの出会いがありました。

ヤマトタマムシは落ちていたメタリックグリーンの翅の破片から、二ホンミツバチはカレンダーを丸めた紙筒から聞こえて来たものすごい数の巣穴の蜂の羽音、二ホンアマガエルは何十匹という体長2センチメートル位の子ガエルの行進を目撃したことでした。

これらの体験からどうしても知りたい、わかりたい生き物を決め観察を継続したことが良かったと思います。観察を続ける場所は電車に乗っていく事もないから、時間がかけられ、時間をかけた分、知らなかったことがふえてくる。そしてわかってくる。そのことがわけもなく面白いです。

ヤマトタマムシのメタリックカラーはDVD盤の虹色と同じく構造色によるもの、ミツバチの羽音は巣内温度を31~32℃に保蜂の筋肉運動。二ホンアマガエルは水中生活から成体生活圏への集団移動とわかるのに、それぞれ3年かけました。

畑仕事をしているⅯさんに1年に3回くらい「(毎日来ていて)よく飽きないね」と訊ねられます。「コジュケイに チョットコイ チョットコイと呼ばれるから来てます」と答えています。

2023.325  flaneur

二ホンアマガエル
二ホンアマガエル
二ホンアマガエル
二ホンアマガエル
ヤマトタマムシ
ヤマトタマムシ
ヤマトタマムシのメタリックカラーはDVD盤の虹色と同じく構造色
ヤマトタマムシのメタリックカラーはDVD盤の虹色と同じく構造色